デパスで寝るAふたり

昨日、電話で薬の話になった。
「薬を止めたら、朝起きられるようになったよ」
僕も以前、起きられなくなったことがある。
なぜ精神科の薬で朝起きられなくなってしまうのか。
僕はADD。電話相手もADDの可能性がかなーり高い人。というかほぼ間違いなくそうだ(爆)。
もともと脳の活動レベルが低い僕らは、中枢神経刺激剤といって、精神安定剤とは正反対に作用する薬で脳に刺激を与えて脳を活性化させる必要がある。安定剤はもともと活動の鈍い頭を鎮静効果でさらに鈍らせてしまうことになって、眠ってしまう、起きられないということになるんだな。
それを証拠に、僕はデパス0.5mg錠1錠(たかだか1錠で!)で強力なふらつきが出て、1mg錠を1錠飲んでしまうと思考回路が完全停止し、その後きっかり6時間爆眠してしまう。しかも夢を見ない(僕は高確率で夢を見る)、眠った記憶もその前後の記憶もない! 寝過ぎだ!
薬で脳内の化学物質の量をコントロールして鎮静効果を得ているわけだから、薬が切れるまではその状態が続く。こうなると意識して起きられるもんじゃない。そして寝坊、遅刻、と。
安定剤がもたらす抗えない眠りの恐怖。
ああ、ふたりとも最初からADDと診断されてれば、安定剤を処方されて寝ることはなかったわけだ(苦笑)。

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Posted by CINDY