嘘の許容量

僕は、嘘の許容量が極端に低い。
重要な局面で相手が僕を傷つけまいとして嘘を吐いたとしても、それが嘘だとわかった時点で相手が信用できなくなるほどダメ。

今から自分が言う言葉でどうしても相手が傷つくと仮定する。
真実を言えば相手が100傷つくとして。
嘘を吐いたら相手が傷つく度合いが10~20になるが、バレた場合300傷つくとする。
僕、もうこの時点で嘘が吐けないんだよね。
嘘でダメージを0にすることは不可能なら、嘘を吐く意味もないと考えてしまう。
言い回しを変えて少しはダメージを減らすかもしれないけど、結局のところ相手に真実を言うのね。嘘は吐けない。
処世術に長けた大人の皆様は、嘘を吐くことを選ぶのだろうけれど……。

この嘘の許容量の低さでいろいろ損してるなとは思う。
しかし、ホント、嘘吐きはダメなんだ……。
幼少時、酒飲みの親が深酒で悉く僕との約束を忘れて守ってくれなかったからかもしれない。
重要な局面で友達や彼氏に嘘を吐かれることが多かったからかもしれない。
精神年齢が低いからかもしれない。
だけど、何故ここまで低いのかは自分でもよくわからない。

「嘘を吐くことと騙すことは別。騙すのはどうかと思うけど、嘘は必要だと思う」
って意見も聞いた。
……でもなぁ。
どうにも許せないんだよなぁ。
なんでこんなにこころが狭いんだろ。
ちょっと自己嫌悪。

AC,blue

Posted by CINDY