ソフトウェア後進国・日本

PMはこんなことを言っていた。

「日本の携帯は滅びて世界標準が導入されるか、あるいは日本の携帯が世界に広まって世界標準になるかのどっちかになってほしい」

CMSを利用するに当たって、ネックになっているのが携帯への対応らしい。
確かに、日本の携帯の仕様は世界標準ではないから、オープンソースのCMSは大半が対応していない。
かといって携帯に関する部分を独自に開発していては、なんのためにオープンソースのCMSを使っているのかわからない。
でも、日本の携帯が世界に広まるとは、到底思えない。
日本の携帯に対応したCMSは、この先もほとんど出ないんじゃないかな……。

「インターネットが普及してから日本のソフトウェア業界のレベルは下がる一方、このままではどんどん世界に取り残されていくんだろうなって思う」

言語の壁がなかなか越えられない日本人。
日本の開発者は日本語のサイトのみから情報を収集する人が多いので、なかなかレベルが上がらないのだそうな。
そういう僕も英語は読めない。ぐーぐる先生でそれっぽいものを探してきても英語はさっぱりわかんないからカンを頼りに試すことしかできない(汗
日本で開発されているオープンソースのソフトがなかなか世界に普及しない理由も言語の壁にあるそうで。
日本のソフトはドキュメントがみんな日本語で、英訳されたものはほとんどない。結局、日本国内でしか流行らない。
さらに、海外で標準化が進む中、日本はなんでもイチから開発をはじめる傾向がある。技術力が世界トップレベルならまだしも、ソフトウェアの中で唯一レベルが高かったゲームすらも世界トップレベルとは言いがたくなった現状。

やっぱいろんな面から見ても英語って大事なんだねぇ。
それでもまだ英語を勉強する気になれない僕だったりする。
アメリカが驚くほど嫌いすぎるのもあるけど、なかなか勉強する気が起きない。
大丈夫かなー、この業界で生きていけなくなる日が近そうなのに。

IT

Posted by CINDY