桑名水郷花火大会
何年かぶりに、映画館で映画を見たッス。ちょっち音響悪くて悲しかったけど。
映画館もたまにはいいやね。プラネタリウムも結構好きやね。
……要するに暗いところが好きなのか？(自爆)
19:30～ 桑名水郷花火大会。
本来は７月末の土曜にやるのだが、今年は雨で延期になったため、今日になった。みんなこの日を待っていたことだろう。
今年は産まれて初めて、招待席で見た。いつになく大きく綺麗に感じる。
それでなくとも、何処も気合いが入っているようだ。今年は水中スターマインが４つも上がる。いつもは１つだというのに。どうしたことだろう。
20:15頃、中盤戦の見せ所に１０号玉が１２個上がる。
水谷建設の提供、ここは毎年この時間。中弛みをさせないようにと派手にやってくれている。
１０号玉は迫力だ。音も大きければ散らす火花も大きくて綺麗。
続いて、１５号玉が上がる。
………………綺麗。
「昇曲導付 顕芯 菊先緑紅光露」「昇曲導付 八重芯 錦冠紅群声」の２つ。
幾重にも散った光の粉が、まるで星を降らせたように夜空に残る。
それはほんのしばらくの間だったとはいえ、光の粉のきらめきはまぶたに焼き付いた。
それからしばらくして、トリの２尺玉が上がるときが来た。
提供は柿安。松坂牛は儲かるらしい。
………………大きい！
一瞬にして空を白く染める火花たち、少し遅れて轟く爆音。
今日の超目玉だけある。みんながこぞって拍手、喝采。これは近くで見ないと損だ。
さ、次はナイアガラで終わりだな……って、アレ？ またスターマインだ。
そのそばに仕掛け文字が……あぁそうか、今年は桑名市政６０周年だったのか。
どうりでナイアガラの前なんぞにスターマインが上がるわけだ。市民税が露と消える瞬間だな。
………………………そうこうしているあいだに、花火は終わってしまった。
ジュースやら氷やらを買いつつ、帰途につく。花火が終わっても騒ぐ若い男女が目につく。
中学のとき、同じ花火大会の帰りに駅前のロータリーで会話する若い奴らの話を思い出した。
「ねーちゃんねーちゃん、俺らと花火せえへん？」
『花火？ 線香花火ならここにあるよ？』
「そういう花火とちゃあってさぁ……」
あぁ、夏が終わるねぇ。
よしっ。明日の四日市の花火も見にいくことにするぞ。