婚活体験記~心得編~

2015-04-15

まず言えることは、婚活は原則として「自らアクションを起こした者だけ」がその先のステップへ進むことができるということ。
メールが来ない、紹介が来ない!のは自分の行動や自分の出している条件を見直すのが一番早い。
次いで、やるべきことをきちんとやる。やりもせずに愚痴を言うその時間が勿体ない。
最後は、たまには休むこと。頑張りすぎると心が折れやすい。

大前提として知っておかなければならないのは。
婚活は相手の釣書を見て値踏みする、かなり泥臭い世界だということ。
女子は30、男子は35超えた時点で夢見ちゃダメ。
もう贅沢は言えない年齢に達しているという、自分の置かれている現実をまず知るべき。
条件不一致で断られるのは日常茶飯事、より良い条件の人の方へ相手が流れてしまうのも当然のこと。
自分の市場価値を正しく把握することが重要。
そしてある程度のラインで妥協できる柔軟さが必要。
この点を念頭に置いて対策を打っていくことになる。
これだけは譲れないという点を書き出して自分のビジョン、プランを明確にし、ブレのない活動を続けていく。

より具体的に言うと、例えば年齢。
女子はお相手に求める年齢差の平均値が±3歳差なのに対し、男子平均は-10歳差。
この時点で男子がかなり夢見過ぎなのがおわかりいただけるだろうか。
晩婚化、卵子の老化が声高に叫ばれるようになった昨今、子供が欲しい男子は35歳以上の女子をスルーするようになっている。故にアラフォー女子には非常に厳しい時代になった。
対して男子は、40歳を超えると経済面の問題が発生する。子供が成人する年齢が、定年・還暦を超えてしまうからだ。
だからか、結婚相談所は年収制限を設けている。
ある程度の年齢過ぎてもなお年収が低いままだと、そもそも入会を断られるケースがあるようだ。
だが、アラフォー/アラフィフ男子はその点まで考えが及んでいないケースがほとんどである。
にも関わらず、自分のことを棚に上げ、女子には若さを求める。
アラフォー以降だと35超えた女子は生物学的産廃扱い、40を超えた男子は経済力くらいしかとりえがないという現実を認識し、覚悟の上で挑まないと、ニーズのミスマッチで紹介が来ないことに気づけない。

だがまあ年収については女子の夢見ぶりがひどい。
ここまで我慢したんだからとイミフな条件で相手を探そうとするのでなかなか見つからない。
専業主婦になりたい女子ほど、年収をやたら聞いてくるのだという。
男子のことをATM扱いしているとしか思えない。このご時世、財布別管理を主張する男子もいるというのにね。
車なに乗ってるかとか時計なに持ってるかとか訊くのはどうかと思う。ブランド志向はほどほどに。

容姿は男子側が女子に求めるレベルがすごい、夢見てるなんてもんじゃない。
パーティに出たことがある人ならわかるが、パーティ後は決まって、カップル成立できなかった自覚のない残念男子と残念女子が今回はレベルが低かったと匿名掲示板で罵り合いである。
なので、見た目重要。
男女共に太ってるのは圧倒的に不利なので、ダイエットは必須項目になる。
外観じゃない、中身で勝負とか甘っちょろいことを言ってる場合ではない。
婚活サイトでもとにかく写真は大事というわけがわかる。実際、金かけて撮影した写真はピンボケスナップ写真よりメールが来る数が多い。
ある意味見た目で騙したもん勝ちの部分は少なからずあると言える。

努力しても見た目がどうにもならない場合は、ある程度トークでカバーできる。
となるとコミュ障は圧倒的不利になるので、普段からトークやメール文面の訓練が必要になってくる。
下を向いて一言も喋らない、一通目のメールが話題性皆無で味気なくまるでテンプレさながらの挨拶文だと、印象は最悪だ。
コミュ障の多いオタクのための婚活パーティもあるけれど、オタクは相手に求める条件がかなり厳しいのでハードルを下げる努力が必要という認識を持たないとちょっと辛い。いやかなり。
自分をの嗜好理解してもらおうとする前に、どんなに興味のない話でも相手の話を聞く姿勢を取るなどの練習が必要な人が多い。
挨拶もできない、目も合わせられないのでは、話が進まない。
また、会話についてはそれぐらい察しなよ、言わなくてもわかるでしょ、はやめた方がいい。
そも、何も言わずにわかってもらおうなどというのは虫がよすぎるのだ。
人間、案外、言われないとわからないケースは多い。
相手は生まれも育ちも違う他人。家族や親友のように阿吽の呼吸でというわけにはいかない。
それを婚活現場で見つけた相手に期待するのはなんともおかしな話である。
本来であれば時間をかけて信頼関係を構築していくところを、婚活というショートカットを選んでいる時点で諸々端折ってるのは事実だが、だからと言ってたいして会話することもなく成果を得ようとしているのはいかがなものか。
会話不足による誤解で後々こんなはずではなかった!を防ぐためにも、会話は重要なのだ。

毎日懸命に頑張ってると必死さが前面に表れてしまって、かえって引かれることもある。
必死になりすぎていないか、鏡をみて自分の状態をチェック。
明らかに疲れているなと感じたら、ちょっとペースを落としたり、休憩したりしてみる。
真剣になればなるほど、視野は狭くなりがち。
息抜きが、思わぬ視点に気付けるきっかけになったりもする。

misc婚活

Posted by CINDY