婚活体験記~婚活サービス比較編~

2015-04-15

結婚相談所について。
35歳以上の男性、30歳以上の女性は結婚相談所を利用すべきというのは、先に書いた通り。
駄菓子菓子、結婚相談所はシステム自体の好みや相性が出やすいので、一度説明を聞いた方が無難。
その際、他社と比較検討中なので、今日中に決断はできない、考える時間がほしいことを伝えておくとその場で契約しなくてもさっと帰れる。
どうしても入会したくない場合、切り札がある。
持病があることを伝えると、スタッフがあっさり引き下がる。
理由は、入会条件のひとつに心身ともに健康という条件があるから。
ただし、この切り札を使うと、ブラックリスト入りして入会すること自体が不可能になる。
結婚相談所は提出書類が多い。書類をそろえるのが面倒だが、身元が保証されていると捉えることができ、それによるメリットは大いにある。
入会には年収や健康面などの条件もあるから、ほんのり安心感。
しかしながら、会員数や成婚率に惑わされないように。いまは口コミや掲示板などで実情が把握しやすいので、情報収集をしっかりと。
それと、結婚相談所は入会を申し込んでもすぐに活動開始できない。
実は、結婚相談所はクーリングオフができるのだが、クーリングオフの期間は書類を一切処理しない。これは、クーリングオフされないようにするため。
この期間を写真を撮りに行ったりする活動前の準備期間に充てるのが吉。
また、入会しただけで結婚できる、なんてことは、まずない。
基本的に入会後は放置されるからだ。
繰り返すようだが、婚活は原則「自らアクションを起こした者だけ」がその先のステップへ進むことができる。

オーネット

楽天グループ。成婚すると楽天のポイントがもらえたと思う。
会員サイトをネット婚活感覚で利用できるので、時間がない人、自分のペースで活動したい人向きではある。ただし、連絡先交換には掲示板などのシステムを通さなければだめだったり、勤務先は相手に聞くしかないなど不便な部分も。
入会して2~4ヶ月が経過すると、会誌および会員サイトに掲載される。これに対するの反響が多い模様。ネット婚活の入会直後状態に似ている。
紹介は毎月6名。条件でマッチングさせているが、一方向。双方向ではない。
「紹介される6名以外の人にも自分の紹介がされる」とオーネットのサイトには書かれているのはこのこと。
つまり、紹介を受けても、相手の条件に自分が合致しているとは限らず、条件不一致で断られる可能性が出てくる。
これではネット婚活と大差ないのだが、申し込みの数を稼ぎたい人、条件が厳しい人、とにかく紹介がくるだけでもありがたい人は、利用する価値があるかも。
ただし「6名以外の広い会員からも申し込みを受けるチャンスがある」といううたい文句に騙されてはいけない。
低収入、バツあり、子あり、同居などマイナスと受け取られやすい要素が多い人は、そもそも自分が他者へ紹介される可能性は低い。
自分が希望するターゲット層の傾向などを分析し、自分はその層の人たちが希望している条件を満たしているのかということをよく考えるべき。
行き詰ったときなどは、ひとりのアドバイザーがずっと自分を担当してくれるので、相談がしやすい。
活動休止が割と簡単にできるのと休止期間が他より長め。
また、1年以内に解約しても少しはお金が戻ってくる。
ここは収入証明が必須ではないので、プロフに正確な収入を書いている人ばかりではないため、相手の収入をアテにしようとしてる人は気を付けること!
もっとも、共働きが自然である昨今、そんな考えで婚活で成功するわけがないのだが。

ツヴァイ

イオングループ。歴史もあり上場もしているし、提携企業も多い。
スタッフに面倒見てもらいたい人は高めのプランを選ぶといいし、自分からアクションを起こせるくらい意識が高い人は入会費用をおさえたプランでいい。
ただし、入会金はケチってもいいけど、月額料金は絶対にケチらないこと!
理由は、紹介される人数に天地の差が出てくるから。
実際、一番高いプランは毎月6名以上ご紹介、とあるが、この「以上」の部分がすごくポイントで、条件にマッチさえすればかなりの数の紹介が来る。
レポートを見ればわかる通り、結婚相談所にも地雷はいるから、紹介は多いに越したことはない!ので、月額費用は一番高いプランにしておいたほうがよい。
入会金の割引が豊富にあるが、割引の条件によって紹介に制限がかかる。どういうことだってばよ?
たとえば、福利厚生にツヴァイと提携している福利厚生業務代行サービス会社と契約している場合、入会金割引のサービスを受けることができるが、その福利厚生業務代行サービス会社を利用している他の企業に勤めている会員は、紹介されない。
これは紹介数が減ることを意味するので、割引の条件は制限事項の有無を必ず確認すること。
ツヴァイはシステムが複雑に見えるが、基本的に紹介書がメインとなる。
というのも、条件が双方向にマッチした会員へ紹介書を発送するから。
つまり、自分が紹介を受けた人のところへは必ず自分の紹介書が届いている。ので、話がしやすい。
さらに、自分の希望条件と相手の希望条件が合致した人同士なので、条件不一致で断られる可能性が少ない。
より確実に活動できるのだが、希望条件を高く設定していたり、前述のマイナスと受け取られやすい要素が多い人は紹介がほとんど来なくなる可能性が非常に高まるため、希望条件設定には細心の注意が必要。
基本は、紹介書を見て、いいなと思う人へコンタクト希望を出す。相手からOKが出たら、連絡先として相手のメールアドレスと電話番号が開示される。自分にコンタクト希望が来た場合も同様にOKを出すと相手に連絡先が開示される。
あとはご自由に進めてください状態。良くも悪くも放置とはそういうこと。
会員サイトはあるが、紹介書が紙面ではなくPDFで閲覧可能なだけで、オーネットとは違って条件検索ができない(別システムによりあるにはあるのだがほぼできないに等しい)ので、注意が必要。
また、紹介書以外にも複数のシステムがあるが、どれもわかりづらい上にそれぞれのシステムの月締日が違うので、休会や退会の申請タイミングを間違うと月額料金が発生してしまう。
システムを理解しようとすると時間がかかるから、とにかく紹介書がメインと考えておけばよい。
スタッフも分業制で、カウンセラー、コーディネーターといった具合に、最初に説明してくれる人と以後自分が相談できる人が違う。困った時に相談はしづらいかもしれない。
まあ、会員サイトやフリーダイヤルで本部スタッフに相談はできるんだけれども。

サンマリエもいってみたけど、僕はお見合い形式が性に合わないようだったのと、ちょっと高すぎるなって印象があって、敬遠してしまった。
また、パートナーエージェントはまだまだ関東圏がメインで地方の人は期待できない風味。会員数も見た目よりかなり少ないと思われる。

ネット婚活について。
月額費用が安価なので、気軽に利用したくなるのだが、利用は残念ながら年収制限や持病などで結婚相談所への入会を断られてしまった場合のみ、検討すべき。
安かろう悪かろうとはこのことである。総じて、結婚相談所よりひどい案件しかない。
結婚相談所同様、長期利用者はいわゆる売れ残りであり、メールが来ないどころか評判がすこぶる悪いため、退会後再入会を繰り返して新人を装う人がたくさんいるので要注意。
事前に掲示板やSNSでしっかりと情報を仕入れ、要注意ユーザに声をかけたりかけられたりしないよう注意が必要。
写真と本人のギャップが激しいのもネット婚活の特徴。プロフィールの盛り具合も相当なものである。
最後に気を付けるべきは、メールしているだけで楽しいかもしれないが、本人に会ってみるまではなにもわからないに等しいということ。
まさに、百聞は一見に如かずなのだ。くれぐれもそれを忘れてはいけない。

エキサイト恋愛結婚

伊藤忠グループのエキサイトが運営するサイトで、システムが一番まともだと感じた。
プロフィールの項目が細かく、検索も割と細かく指定できる。
メールは90日間保存されるが、消えると困る場合はスタンダード会員になってメールを指定のメールアドレスへ全文転送するようにしておくといい。それでも自分が送信したメールは残らないわけなので、もう一工夫必要にはなるんだけど。
なお、相手が退会すると、90日経っていなくてもそれまでのメールの履歴すべてがバッサリ消える。
お断りの意志を表示するごめんなさいメールを送れる。
が、テンプレートで返信されることが多いのは、自分で書くためのインタフェースがわかりづらいからだと思う。
テンプレートだとどこをどう見ても機械的に返信している印象にしかならないので、ここは改善してもいいんじゃないかなあと思うんだけど。

Yahoo!お見合い

ネームバリューもあってか会員数が国内最大級に相当する……割には、システムの使い勝手が悪い。むしろ最悪。金払って損したと思ったサイト。
はっきり言ってこのシステムを設計した奴はかなりダメだと思う。
まず、条件検索で思うような絞り込みができない。検索の精度も低い。
続いて、システムによるお相手紹介制度があるものの、こちらが設定している条件にそぐわない相手が紹介される。
お断りすると以後相手に一切アクセスできなくなるのも善し悪しかなあとか。ストーカー対策にはいいけど。でもこれ実装してるってことは、運営はまともに管理してないってことだよね?

アエルネ

オタク向けの婚活サイトだけあって、オタクは本当にとっつきやすいと思う。
あと、ユーザからのリクエストをガンガン取り入れていってるので、システムの改良がすごい勢い。
でも、無料ユーザが掲示板でくっちゃべってばかりなんだよ、ここ。婚活ってなんだっけ状態。
有料ユーザも、メールばかりで話が先に進まない人が多い。
急いでる人には大変に時間の無駄だと思う。

マッチドットコム

料金体系がわかりづらいので、怪しいサイトなんじゃないかと思えてしまうのが欠点かも。追加料金を一切取らないのが売りのはずなのに、料金表が見つからないってのは、みんな相当不安になるんじゃないかしら。
無料で登録できるし、支払するかはあとで考えよう。と思う間もなくすごい勢いで有料登録しろとシステムが吠える。
このシステムは本当にメチャクチャ細かく項目を入力できるので、それを入力しているだけでも疲れるってのに、プロフを無料で編集してる場合じゃないぜってくらい課金しろとうるさい。
それに加えて、新規ユーザにはお決まりのように大量のメールがくるので、混乱する人もいるのでは。
しかし、プロフの入力内容をもとに相手を紹介するシステムがあるので、入力は適当に行わないほうがいい。
まあその紹介も、同じ人を何回も紹介してくるんだけど。

パーティは、ネット婚活ですらあぶれる人が行くか、遊び目的の人が行くところだという印象だった。
本当に時間とお金の無駄なので、特に30代後半あるいはそれ以上の人たちは利用すべきじゃないと思った。

misc婚活

Posted by CINDY