ゆとりの恐怖
もちゃこさんから聞いて初めて知ったのだが。
ゆとりの教育とか言って、これからは円周率は３になるんだって？
三平方の定理とか、二次方程式とかやらないんだって？
常用漢字が半分に減って、理科では哺乳類の勉強しかしなくて、社会は自分の住んでいる県＋任意の１県しか勉強しないんだって？
必須の英単語は100個なんだって・・・？
じゃあ、いったい学校は何を教えるの？
学校の勉強というのはけして無駄ではなく、いわば考える力を養うためのもの。
今までの知識から問題について考え、結果を予測し、それに基づき行動する能力に多少なりとも関わってくる。
でも、彼女の話だと今の子供でさえ僕らが勉強してきたことよりも確実に少ない量の勉強しかしていないとのこと。
そして、運動会で徒競争はやらないって話じゃないか。やったとしてもみんな同時にテープを胸で切っておしまい、ハイよかったね。
確かに劣等感はなくなるだろうが、向上心、競争心というものまでもがなくなると思うがどうか。
だって、どれだけがんばっていい成績を修めてもみんなと一緒に扱われるのだから。なにもしなくて結果が最悪でもみんなと一緒に扱われるのだから。
このままいけば日本の未来はとても暗いものになると思うんですが、どうなんでしょ？
専門的な勉強は後からやればいいなんて安直な考えだと、国が沈没すると思うんですが。
杞憂かなあ。