自分は悪くないと思ってるんだね。可哀相な人。

……やはりそうだったのか。
友達にあることないことを言って回っているのね……?
専門学校時代の友人から聞かされた事実は、僕をここにとどまらせることを、帰ることを許さないものだった。
友人は僕の味方について腹を立ててくれたが、それで僕が救われるわけではない。
もうここにいる必要は、なくなった。
それがわかっただけで十分だった。

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Posted by CINDY