聞きたかった言葉
「逃げて何が悪い？
そうなったとき(＝僕が破壊れたとき)、まわりは責任とってくれるの？
干渉するってそういうことだよ・・・」
僕が聞きたかったのは、この言葉だった。
また、僕の主張が通らなくなるところだった。
自分を曲げて、ここで思いとどまって、またここに居続けて・・・そして、また、辛い目にあったら。
その時、僕は正常でいられる自信がない。
そして今度こそ、ほぼ確実に破壊れると思う。いや、自分で自分を破壊してしまうと思う。
みんな心配してくれるのはわかる。
みんなの意見が、最善の意見ということもわかってるの。
でも、僕には余裕がないんだよ、本当に。
・・・やっぱダメかも。病院行かなきゃ。
今の僕は、正常な判断ができないんだ、きっと。
自分のことを考えるので精一杯、もう他を見ている余裕なんてない・・・ダメな僕。
「そんなに自分を責めないで。
だってしょうがないよ、病気なんだもん。
10%でも余裕があれば、こんなに苦しんだりしないでしょ？
健康な人には、CINDYさんの気持ちはわからないよね」
そうか、よく考えたら、欠陥品は欠陥品なりの動作しかできないんだもんな。修理しないと正常に動作しないよな。
ということで、欠陥品は、おとなしく病院に行ってきます。