君が必要

僕は
「当たり前」になるのがこわかった
「当たり前」になるのが嫌だった
「当たり前」に成り下がった僕の上で胡座をかかれると
消えちゃいたくなっちゃうんだ
吹けば飛ぶような
なけなしの自分の意味と価値と重みが
地に落ち
踏み潰され
粉微塵を通り越し
どこにも無くなるような
そんな痛みが全身に走るから
誰か僕を見ていてください
ぎゅっと捕まえててください
僕が今すぐ消えてなくならないように
僕が要らない子でないことの証明がほしいのです

AC,blue

Posted by CINDY