僕は逆さまになって、どこまでも沈んでいる。
底が見えない半透明な空気の中を、どこまでも沈んでいる。
僕の頭の中にかかったままの晴れない霧の色もまた、半透明。
霧の中へ、どこまでも沈んでいく。
僕のこころは、誰かに逢いたがっているような気がする。

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Posted by CINDY