やっと帰ってきました我が家に。あぁもう疲れた。
もう２度とポスター巻きなんぞせんぞ(涙)。次からは事前に巻いた物を持っていく事にしてほしいよ(涙)。
ウチの会社って、ホントに大丈夫なんだろうか。
たった２０人ばかしですらうまくまとめあげられない、２０人も使ったのにまともなゲームはできなかった。
昨日までお仕事で一緒になった岩崎さんは、東京ドームの警備には５００人以上の警備員を使うと言っていた。
そんなことウチの会社にできるんだろうか。
２０人程度じゃ他社のビッグタイトルに太刀打ちできるとは思えない。それなのにたった２０人ですらまとめあげられないなんてどういうことだろう。
まずウチの会社は先導者が多すぎるんだと思う。下にいる僕等は誰の言うことを聞いていいのかわからない事が多い。これじゃ下は混乱する一方だ。
岩崎さんは、上に立つ人間はカリスマ性を帯びた人間である必要があるとも言っていた。みんなの注目を一身に集められるような人物でないと誰も言うことは聞いてくれそうにない。それは納得。
素質のひとつとしては、まるでフィルムラッシュを見なくてもシーンがどう撮れていたかわかる映画監督のように、そこに居ながらにして全体の動きがイメージでき、わかるような人間。上に立つ人間があれもやり、これもやりでは言うことを聞く気もしないしね。どうせその作業に手を取られてこっちまで放っとかれるのは毎度のことだし。
指示を出す立場にある人間はその下で動く人間に相当気を使ってやらなければいけないということも言ってたね。下の人間の立場がわかるというか。飯のローテのようなほんの些細な事でも下にいる人間にとっては死活問題。それがどうでもいいことと思っているようでは下にいる人間はうまく動かせないと思うし下にいる人間もついていく気力をなくすよね。
とりあえず今のウチの会社の制度じゃできない事だらけだね。
もうちょこっとしっかり考え直してもらわないといつまでたってもヒット作はでないし、結果赤字も増えてウチはいつかツブれる。
給料上げろっていうのも無理な話か。辞めるなら今のうちかなぁ。
ゲーム会社を志望している人に忠告。ゲーム会社は夢なさすぎだから絶対にこない方がいいと思うよ。
儲かってそうなハリボテを見せられてるだけだと思った方がいい。実際はどこも激貧だと思うよ。
人の作った夢を分解してあら捜しをして、それに負けじとまた偽りの夢を作り、なんの罪もないユーザたちに売りつける。因果な商売だ。