助けてと、口にした。
会社に行きたくない。
もうなにもしたくない。
一分一秒も生きていたくない。
助けて、助けて。
世界の終わりがやってくる。
今日、ようやく、人前で。
その言葉を口にした。
煙草には届かないとわかっていても。
唯一僕に共感してくれる友人は子育てと自分の鬱で手一杯でそれどころじゃないとわかっていても。
なにを食べても味がしなくて。
なにもしなくても涙があふれて。
なにが起こっても、こころは冷たく、反応もない。
ああ、また、限界を超えたんだなと。
誰も助けてくれないとわかっていても。
助けてと、口にした。
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