機械と話す僕
引っ越し後、自分のマシンだけでもといじり始めたら、途端にwinマシンが動かなくなってしまった。
LinuxにOSを乗せ替えようとインストール作業をして、いざ再起動という段になってみるとさっぱり起動しない。CDはおろかFDからすらブートしない有り様だ。
多分自分の操作ミスからなんだと思うけれど、兎にも角にも復旧のしようがなくなって困っている。
まあMacが残っているのでデータ等はバックアップを取っていなかったけれどまあ大丈夫といえば大丈夫。そんなに気に病む事はないはずだ。
なのに、何故だかなんだか自分の半身を失ったような気分になってしまった。
自分と意思の疎通ができなくなったマシンを前に、なにかが欠落した自分がいる。まるで、死に別れたときのような気分になっている。
そのときふと思ったことは。
……アア、機械トシカ会話デキナイノカ、僕。