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僕とは全く違うキャラクタ。 そんな人たちと触れあった日。 全てが新鮮に見える。人と逢うのが、これほど楽しいと感じたことはない。 僕にないものを持つ人たち、そこから受ける影響。 それは、僕を変える力となるだろうか。 ... Read More

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誰もいない夜道を歩いた。 僕の視界に入ったものは、一匹の螢。 その儚げな光に、僕はなにを見たのか。 僕のいるべき場所は、ここではない。 そこへ行かなければ。 ... Read More

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雨は、降っていない。 ネコのツメのように鋭く、赤い三日月が視界に入る。 薄曇りの空には、星はほとんど見えない。 降るような星空が、見たかったのに。 ... Read More

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救いの手は、全くないのか? 否。そうではない。 相手に迷惑をかけたくない一心で、頼ろうとしないだけ。 でも、このままではどうにもならない。 「気にすることはない」 その一言も、重いのだけれど。 ……いつか必ず、なにかのかたちで返すから。 ... Read More

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……親に泣かれた。 いままで、親が死んだときに涙を流せるかどうか、ずっと疑問に思っていた。 でも、いまなら、流せるような気がする。 親は、幼い僕を放置していたことを、後悔していた。 僕らがまだ幼かった頃、親の会社は世間様とは景気が逆転していた。親は僕らのために必死になって働いていた。 そんな中、保育園の頃から既に問題児であった弟と比べて比較的「よいこ」で聞き分けのよい僕は、手がかからないため、あまりとやかく言われなかった。 でも、僕は、弟ばかりが家族から親戚から可愛がられる姿を、ずっと見てきた。 家族の目... Read More