南紀の旅

今回の目的地は和歌山県の太地町
勝浦と串本の間に位置しているのでスルーされることも多いけれど、日本で最初に捕鯨を始めた地であり、名物はくじら料理。

明治11年の大事故で鯨方(くじらを漁る漁師さんたちのこと)が壊滅状態に陥ったという悲しい歴史を持つ。

途中、大紀町の産地直売センター「山海の郷紀勢」にトイレ休憩として立ち寄った。
のだが。
そこでチーズ大福なるものを見かける。
チーズの大福って、無理がないか!
しかしここで大福の定義がわからなくなり調べてみる。
「大福:餅で餡を包んだ和菓子」
チーズの餡って、無理がないか!
しかしここで餡の定義がわからなくなり調べてみる。
「餡:饅頭などの中に入っている中身」
つまり餅菓子の中身がチーズであれば、それはチーズ大福である。
ふむ。調査の結果、チーズ大福はアリらしい。
かなり気になったのだが、僕は躊躇してしまい、その場を立ち去った。

実家を出て約5時間半、ようやく和歌山県入り。
この頃ちょうど、雨が上がる。
それからしばらくすると、くじらの町にたどりついた。
チェックインまで少し時間があったので、宿のあるくじら浜公園から少し離れた先にある燈明崎へ行ってみた。
日本で初めて、毎晩常に明かりが灯っている灯台ができた場所なのだそうだ。当時の灯台は鯨の油で火を灯し続けたらしい。
雨上がりの燈明崎は、荒々しい波の音が響き渡っていた。
燈明台跡からの眺めは素晴らしく、心地良かった。
晴れていたらもっと綺麗だったことだろう。

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Posted by CINDY