婚活体験記~ここまでのあらすじ~

2015-04-15

長年付き合った人に振られて、カラ元気が出るようになり始めた頃。
心に決めたのは、婚活。
もう友達の中には恋愛対象や結婚相手として考えることのできるレベルの人はいない、自分の未来のためにも婚活するしかない。と、悟ったからだった。

そんな時、オタク婚活スレが目に止まった。
読んでみると、近々中野でパーティがあるらしい。
自分から行動を起こさなければ何も変わらないんで、まずは行ってみることにした。
オンライン申し込みの後、スレなどで事前に情報収集してるうちに、自分はだいぶ不利な状況にあるのがわかってくる。
年齢。容姿。年収。趣味。性格。地方出身。そしてなにより、バツイチ。
しかしながら現場を経験しないことにはわからないから。
当日。パーティのシステムなどはそこいらのブログのがよっぽど詳しく書いてあるんで、割愛。
行ってみてわかったのは、オタクは若い子でなければ口も聞きたくなく、なおかつバツありを全く許容しないということだった。
まず見るのがプロフィールの年齢欄、続いてバツありと書いてあるのがわかった時点で、ろくに会話しようとしないのでよくわかる。
ということで、オタク向けパーティは金の無駄だとわかった。

次は、大手ポータルサイトの婚活支援サービスを利用してみることにした。
いわゆるネット婚活というやつ。
ネット婚活は、登録直後に大量のメールがくるので、このまま婚活がすぐ終わるかも?と錯覚しがち。
でも、何かのバグじゃないかと思うような大量のメールには理由があるのに気づくまで、だいぶかかった。
なかなか相手を見つけられないままサイトに長居する不良在庫群が、少しでも出会いのチャンスを広げようと、新着会員紹介メールに掲載されてる人へ片っ端からメールしているからだった。
婚活が長引くのには理由がある。
先述の条件の高さしかり、本人が自分の市場価値を正しく認識していなかったり、そもそもの人格に難があったり。
結婚は生まれも育ちも違う人間が人生をともにするわけなんで、自分のことしか考えてないとすぐに破綻する。
婚活でとにかく自分の希望を押しつけてくる人のなんと多いことか。
そして、品性知性を疑うような言動をする人のオンパレード。
ネット婚活に言えることは、自分の人生を左右する重要な局面に思い切った投資をしないできない、計画性や先を見通す力などに欠けているなどどっかしらなんかしら難あり人間の溜まり場だということ。
果ては、結婚相談所へ入会できるレベルにない人が雪崩れ込んでくる、終わった世界だった。
つまり時間と金の無駄。
もっとこれに早く気づくべきだった。
自分もいくらか当てはまっているので、この点においてはすごく反省している。
お金よりも時間を無駄にしたことが本当に痛かった。
この頃受けたホルモン検査の結果が悪かったのも後悔に拍車をかけた。

別会社のネット婚活サイトやパーティなら大丈夫かなと思って試してみたけど、やっぱりそうでもなかった。
結果は前述のとおり。
結局、結婚相談所のお世話になることに。
しかしここでもビックリ人間ショーと言うべきレベルの人がいる。
高い金を払ってもこれなのか?!と驚きながら、活動はいまも続いている。

いままで、もうどこをどうツッコんでいいかわからないレベルの人に何人も遭遇した。
僕も同じこと思われてるんだろうとは思うけど。
思い出せる範囲で文字に起こしてみようと思う。僕の記憶力の弱さは、医者も認めるレベルなんで。
また同じような感じの人に遭遇しても困るしね。

misc婚活

Posted by CINDY