浜島の妖怪
さて、久々の家族旅行です。
が、昼飯前に白バイへ追突しそうになるとか、心臓に悪いのでやめてください、お父上。
シートベルトが食い込んで苦しいですん……。
今回の行き先は浜島なので、昼はもちろん、明和町のうなぎまつもと♪
たっぷりごはんにさくさくふかふかうなぎがどーん、上うな丼・きも吸つきで1180円はお得!
さて、道中、山道で鶯が鳴いてますよ。
ほ~、ほけきゅきゅきょ……。
な、なんか鳴き方変でない?
父「……鐘ふたつやなぁ」
パパン、厳しいです。
大王崎に着いたあと、父親と灯台へ行ってみる。
残念ながら薄曇りで、海も霧がかかってるぽかった;
今回のお宿は志摩市大王町畔名の旅館、珠に宿泊。
妖怪遭遇記念?に、伊勢志摩限定ラベル。
浜島の妖怪というのは、この宿の名物女将。
才女で口が立ち、媚びは売らず、お世辞は一切言わず、酒に強い。
なにより、マッサージと人物評価が的確なのが人気とのこと。
僕はなんと言われたかと言うと、会っていきなり一言目に、発達障害と言い当てられた。僕、まだなにもしゃべってないのに@@;
うん、ちょっとこれはすごいかもよ。診断が医者より早い。というか、そのことを言われても僕は腹が立たなかった、微塵も。不思議。
僕よりも親がひっくり返ってたし。むしろ。
その後、妖怪としばらく話をしてみた。
いろいろ、いや、すごくためになった。
- この子は発達障害があるね
(挨拶するより先に言われたよ……僕も親もなにも話してないのに、それこそ名前すら@@; - これだけ頭、首、肩の血流が悪いと、朝起きるのはとてもしんどいはず
(いまだに血圧90台だね…… - 男運は悪い
(それは否定しない; - 仕事も男並にこなす強い子なので、結婚してもすぐ離婚する
(確かに、2年で離婚したね……; - 強さ故に、持ち前のやさしさ、繊細さに気づいてもらえないから、うまくいかなくなってしまう
(やさしいかどうかは別として、人の気持ちの向いている方向に敏感だったり、顔に似合わず割と繊細な面もあるんだが、何故ほとんど気づいてもらえないんだろうとは思ってた。大事だと思っている人達には前もって説明してあるのに、大半の人から理解してもらえないし…… - 仕事は、周りに理解者を作り、自分が仕事しやすい環境を作るといい
(いまいる支社はAの主症状が出てても仕事しやすくて助かってるわぁ - これだけ強いんだから、この先2~3年の間に運を掴んで自分で生きる道を見つけられるよ
(独りで生きていくのに疲れて10年近く立つんだけど、大丈夫かしら……; - どことなく表情が暗いのが気になる。発達障害は家庭での重圧に起因しているから、克服には時間がかかるよ
(確かに、生育環境はよくなかったほうだと思う - もっと楽しく生きてほしい、いまはすべてにおいていっぱいいっぱいで可哀相
(確かに心身ともに余裕はない、楽しかったと感じた記憶がすっと出てこないのがその証拠だと感じる。理解者が少ないのもあるし、多少は改善された経済面もまだ安定してないし…… - 一生は一度しかないんだから、悩みすぎることなく、仲のよい友達と一緒に楽しくピクニック気分で生きていけばいいじゃないか。そのかわり、周りの人には、自分に対して絶対に嘘をつかないように言い聞かせなさい
(最後のくだりがいまいち理解できなかったけれど、嘘をつかれると相手の何を信用していいかわからなくなるからではないかとの意見があって納得した - 疲れたと感じたらまた来なさい
(マッサージは痛かったけど身体が軽かったんだぁ
痛かったけど、マッサージにも通いたいなあ。
いまの部屋から志摩は遠いよ、残念。
一番の収穫は、親が僕の結婚を諦めてくれたことかな。
一気に肩の荷がおりた。
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