送別会
前の会社の送別会があった。
今回は一緒に仕事をしたみんなから、お花をいただいた。
ありがとうございますん。
お仕事の話をいろいろしていたけど、例の大炎上プロジェクト、10/01正式稼動なんだって。
ええ……マジですか。
なにかあったらお前の会社が責任取れよ！と言われてしまったんだそうだ。
あーあ。皆様のご武運をお祈りします。
送別会のあと、NEさんと飲みなおし。
PMは最近、仕事で苦労しているようだった。
PMは独りでプロジェクトを回している状態で、時折NEさんが手伝いに行ってるんだそうだ。
仕事が楽になるように新しく人を入れようとしているが、PMと同等かそれ以上の能力を持った人がほしいと願っているため、誰も入社してくれないとのこと。
世のプログラマの９割以上がほげだと思うと、それは難しい注文だ。
それに、誰か人を入れるにしても、PMは自分の脳内のビジョンをあまり上手に表現できない。
頭の回転がよすぎるPMの発想に、他人がついてこられない部分が多々ある。
これらは皆、天才故のジレンマ、といったところだろうか。
うん、いまPMに必要なのはきっと、プロデューサーなんだろうな。
彼のアイデアを文書にまとめて、みんなをまとめる役。
そしたら、他のスタッフが一般的な能力の人でも問題なくプロジェクトが回せるだろう。
NEさんはそう言っていた。
なんとなくどんな状況なのかわかってしまう自分がいた。
その状況を思うと、僕はよくPMについていったほうなんだとも、思った。
僕は、来月PMの手が空いた頃に３人で一緒に飲みに行こう、という約束をした。