夢にまで見た

僕は、アンドロイドだった。
今日の予定も、工場で労働となっている。
僕は始業前、工場長に直談判した。
「今ノ給料デハ生活シテイケマセン」
工場長の怒声が飛ぶ。
「労働用機械のくせに生意気抜かすな!」
僕は脱走した。
自爆スイッチを持って。
なぜか、最近会っていない知人が止めに入る。
何年も顔を合わせてないのに、なんで止めようとするの?
スイッチを取り上げられて暴れている僕がいた。

夢にまで見るとは。
よほど現状に苦痛を感じているということか。
これは早急に手を打たねばと思った瞬間だった。

しかし、エンジニア市場価値診断では、僕の価値は皆無に等しかった。
やっぱSEなんてやめるべきってことかね、これは。

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Posted by CINDY