考えるから、運が悪い
PMがよく言う話に、運の話がある。
考える癖のついている人は、運が悪いのだと言う。
PMは、思考時間は0.3～３秒とのこと。
とにかく行動が早い。考え込むのは長くて３分まで。
そのせいか、PMはいつも運がいいのだという。
PM「考えるヤツはね、だいたいからして運を信じてないのね」
言われてみれば、僕は運を信じていない。アテにならないから。
PMはいつも自分にものすごく自信を持っていて、なおかつ運の強さにも自信がある。
PMの自分を信じる力は、僕の何倍も強い。
僕とPMとの間には、そこに差があるんだろうか。
PM「でもね～、あんまり考えずに行動してると、バカになるんだこれが（爆」
そう、単なる思慮の浅い人に見えてしまう。
だから、考えるべきところは考えるようにしているのだと言う。
そのときでも、考える時間は極力短いのだそうだ。
考えても、何も出てこないことが多いから。
それよりは、調べる、動く、訊くなどに時間を費やすと言う。
PM「考えてもいいときはあるよ。それは、先を読むとき」
僕には、先を読む力がないのだという。
確かに今の僕は余裕がなくて、先々のことまで考えてられない。
（考えが飛躍しすぎてずいぶん先のことを考えてしまって、かえって鬱を悪化させることはあるけど、それは除外するとして……）
特に仕事などは、余裕がないときは今手元の仕事を何とかすることしか頭に入らなくなってしまう。
でも、人に指示を出すときなど、先を読まないといけない。
この人をどう動かすか、考えるべきはそこであって、客からこんなこと言われてるよどうしよう？と考えている場合ではない。
先を読み、最終的にどんなかたちにもっていきたいか。
それを考えられるようになってほしいとのこと。
先を読む力、きっと僕の日々の生活の役にも立つだろうと感じた。
いつかできるようになりたい。