ちぃはぼろぼろだった。
土曜はちぃに逢った。
ちぃといっぱいおしゃべりした。
ちぃのごはんをたべて、ちぃのお部屋にお泊り。
でも、ちぃはかなりやつれていた。
お仕事がしんどいから。
僕がいなくなった後のあの職場は、とても悲惨なことになっていた。
話を聞くと涙が出るほど、ちぃはぼろぼろだった。
ちぃ、ちぃには家庭があるんだから、そんなになってまでお仕事がんばる必要はないんだよ。
ちぃが現場を辞めても、仕事は回る。代わりの人は来るから。
ちぃがあの日、僕にそう言ってくれたから、今の僕がある。
いまでは、いろんな意味でとても大切なお友達だから。
無理しないで、ちぃ。