「家族」のために

家族のために、自分を犠牲にできますか。
自分の幸せを、諦めることができますか。
常に全力で、生き続けられますか。
振り返ったり、立ち止まったり、休んだり、楽して半分の力でなんて、許されないのです。
生まれた時から、ずっと独りで、全力で、全力で。
「自分」を殺して、ないものとして、全力で走りつづけて。
夢にまで見た幸せを、何度となく手にいれるチャンスがあっても。
それらすべてを諦めて、家族のために生きられますか。
サバイバーには、ごくごく普通のちっぽけな幸せを、願うことはおろか、夢見ることすら許されないのです。
いのちが終わるその瞬間まで、ただひたすら、止まることなく走りつづけるのです。

どうして、苦労人のところにばかり、苦労がいってしまうのですか。
「私が変わることで失わないですむのなら、私はどんなことだってします」
そんなお姉さんを見ていることしかできないなんて、とてもとても辛いです。

AC,blue

Posted by CINDY