考え方の違い

記憶を肩代わりしてくれていた、とある日記との決別。
自分の胸中を語ったところで、誰もなにもしてくれるわけでなく。
なにが変わるわけでもなく。
この歳になってもそれがわからない愚か者。
回想録は、そんな僕が精神的に大人になるためのメモ書き集。
日付はでたらめ。夏あたりのメモ書きかな。

自分の置かれている苦しい状況を相手に話すと言うことは助けを求めているからではないのか。
どうしようなくなって初めて人に話す。それまでは自力で頑張ろうとする。
……誰もがそう思ってるわけではないらしい。

逆の立場にたった場合は、相手の問題を全てを解決できるわけではないけれど出来る限りその人の力になりたい。
これも間違ってはいないようだ。
が、助けてほしい、なんとかしてほしい、手を貸してほしいということは、通常は「言われなければわからない」ものらしい。
通常は、単に聞いてほしくて話してるんだなって思うらしい。
だから、聞くだけなんだそうだ。
助けてあげたいと思う僕は単におせっかいなだけみたいだ。世話焼きなだけ。

ただ、僕の考えが正しい、考えを改めろと相手に強制することはできない。
相手だって、僕らと違う考え方をしているだけで、考え方が間違っているわけじゃないから。
それが、性格の違い、考え方の違い、生き方の違いってことらしい。

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Posted by CINDY