2001年3月

理想、夢、憧れ、幸せ……。 その基準は十人十色だと僕は思う。 皆が羨む生活を手に入れた過去の僕は、皆が言う幸せは手に入れられなかった。 そして僕は、その生活をやめた。 「でも、世に溢れる幸せの９割は、お金で買えるんだよ」 その言葉は、衝撃的だった。 何故なら、僕が求めているのはその９割に該当しないから。 確かに、お金はないと生きていけないけれど。 キレイゴトに聞こえるかもしれないけど、それとは違う。違うんだよ。 ... Read More

言いたいことを言えなかった。素直じゃない過去。 今は違うの。素直に言える。 ただ、心を許した人にだけね。 昔よりどんどん保守的になっちゃってるなあ。 それもこれもトラウマのせいなのかしら。 ... Read More

いまの僕には、過去の記憶の整理が必要なんだと思う。 記憶の整理整頓を行うことが、恐怖の克服に繋がるのではないかと考えた。 このままでは恐怖が先行してなにも出来ないから。 先のことを考えると、まだ不安になり、パニックに陥る。 もうすぐ休職しはじめて１ヶ月になろうとしている、だから先のことは多少は考えなくちゃいけないんだけど、いまは考えないことにしている。 焦って振り出しに戻ってしまっては何の意味もないから。 今日のカウンセリングでそう感じた。 僕は自由になれたはず。なにかに縛られることは、もうないはずなんだ... Read More

最近日記を書くのが億劫なのは、自分のマシンじゃないから？ それもあるだろうけど、思考を停止させているというのもある。 変に考え込むと、同じところをぐるぐる回るから。ちびくろサンボの虎バター現象。 遠心運動で不安が加速していってしまうから。恐怖が光の速さで拡散していくのがわかるから。 だからそんな時は思い切って何も考えないようにしようと。 廃人みたい。 ... Read More

それは、俗世からも隔絶された閉鎖的な空間であるけれど。 小さな部屋の中で、僕は気の向くままに過ごしている。 天使は、今月から仕事に戻ると言っていた。 なのに僕はいったい何をしているんだろう、と考えてしまうとまたいつものようになるから、今日は考えないことにした。 しばらくはなにも考えないことにしよう。 急いてはことを仕損じる。いつも僕は焦ってばかりいたものね。 いったい何に追われていたの？　何を焦っていたの？ ……「普通」。 世間一般に言うところの普通ってヤツに、追い詰められていた。 そもそも、普通って、な... Read More