深夜のカウンセリング

もうダメだと思った。このままでは数日中に仕事ができなくなってしまうだろうから。
そして、チーフエンジニアのM氏に、いい精神科はないかと相談した。
ごはんも兼ねた、深夜のカウンセリングということになった。
鳥料理屋で、いろいろ話した。自分のこと。M氏の歴史。田舎のあれこれ。
「困ったときには自分のルールブックを出してきて、それにしたがって判断すると人生楽になるよ」
自分の中である一定のルールを作り、それにしたがって生きるM氏。
話しているうちに、ぼんやりと、水面に灯りが見えた気がした。
閉店時間の朝5時、店を追い出されるまで、話は続いた。

時間が時間だったので、もう帰宅したら出社できないことがわかっていたため、時間つぶしに出社時刻までM氏のオフィスに寄らせていただいた。
とにかく本とマシンがたくさんある場所だった。
「ぶれステ2」とアダ名のついたDVD再生用マシンとか……いや、確かにブレるわ、コレ。
フリーかぁ。ちょっと憧れてみた。
ああ、でもどうなんだろう。ズボラな僕にはフリーは無理かな……どうだろう?

blue,work

Posted by CINDY