演歌な女
尽くす人は男運・女運が悪いとはよく言うが。
これは、その人の奉仕に相手が胡座をかいてしまっている場合が多く、その奉仕が相手の満足いくレベルに至らなければ、相手が「愛情が足らん」などと暴君さながらの言動を取ることもあるからだと思うがどうか。
外野が尽くすのを止めろとその人に言っても無駄なのだ。その人は奉仕する行動そのものに依存してしまっている可能性が高い。
しかし、その人は相手に暴君になってほしいわけではなく、実は自分も尽くされたいという思いが裏返しとなってさらなる奉仕へと昇華してしまっているのではないかと思う。
しかし相手は気づかない場合が多い。一度上げ膳据え膳の状態に慣れてしまうとそれが当然だと思ってしまう輩のなんと多いことか。
このあたりを察することのできる相手に出会わなければ、奉仕型のタイプはなかなか酬われないのだろうなと思う。
完璧を求められても困る。なぜなら、人は完璧たりえないからだ。
出来て当たり前なのではない。出来なくて当然なのだ。