日記

あのひとたちには おそらく
何度説明しても 僕のことは永遠にわからないだろう
僕の話すべてが 夢物語に聞こえるのだ
明日の僕は 今日の僕のことを 覚えていないことさえも
あのひとたちからみれば
積み上げられた煉瓦から1枚ぐらい煉瓦が抜けても別になんともないわけで
そこへまた 新しい煉瓦を詰めればよいだけのこと
役に立たない不良品は必要ない
そういうことだ

結局
そして結局
僕の処分が決定した
また
魔法使いと
魔法の薬の世話にならなければならないらしい

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Posted by CINDY